たけむらみかバイオリン教室(滋賀県大津市)の竹村です。
桜が満開に咲いた4月7日、スプリングコンサート2024(発表会)を開催しました。
第1部は、今回初めての試みとして、大人の生徒さんは弦楽合奏に挑戦しました。
続いては、東京藝大を卒業し、今、プロのバイオリン奏者として活躍している長男のゲスト演奏を挟み、
第2部は子供達のソロとアンサンブルの演奏と、今年も充実した盛りだくさんのプログラムとなりました。
第1部:大人の生徒さん
有り難い事に、大人の生徒さんがずいぶん増えてきたので、今年は弦楽合奏ができるのではないかと思いました。
アマチュアオーケストラや大学のオーケストラで、合奏に慣れている生徒さんから、まだバイオリンを初めて間もない生徒さんまで全員で楽しめる、しかも、ある程度は弾き応えがあって勉強になる曲…なかなか選曲には悩みましたが、
モーツァルト:アイネクライネナハトムジークより第3楽章
アルカデルト:アヴェ・マリア
ベートーヴェン:第9交響曲より喜びのうた
3曲を披露しました。
年明けから月に1度集まって練習してきました。
毎回、全員でフレーズの取り方や強弱のつけ方などを確認する作業を繰り返しました。
各パートと合わせることで、自分以外の音を聴くことや、周りとボーイングや音程を合わす難しさ、などが徐々にわかってくると、個人レッスンでも、
「ここが間に合わないんです!」
「ここがどうしてもついていけないので、この音だけ弾くようにします!」
「周りの音を聴く意味がわかってきました!」
など、質問や意気込みが目に見えて増えてきました。
練習を重ねてきたおかげで、お互い顔見知りにもなり、本番当日には、数名で集まって個人練習もされていたようです。
本番は、全員が一つに集中した素晴らしい出来栄えの演奏になりました。
リハーサルの様子
第2部 子供の生徒さん
毎年、習い始めのチビちゃんたちに、オープニングにはキラキラ星を演奏してもらっています。
今年は、まだ開放弦だけのチビちゃん含む5人が披露してくれました。
昨年は、コンクールに挑戦した小学生が数名いました。
♪コンクールに初挑戦した生徒はこちら
♪コンクールで全国1位を受賞した生徒はこちら
夏に行われたコンクールに向けて頑張ったおかげで、憧れの曲、弾きたい曲が出来、発表会に希望して一生懸命に取り組んだ生徒がたくさんいました。
親御さんも一緒に、熱心に取り組んでくださるので、私との連携もスムーズに進み、ポジションやビブラートなど、去年よりレベルアップしたテクニックを披露できるようになりました。
私が大事にしているアンサンブルも、もちろん披露しました。
マーチカノン
鏡のカノン
年々、アンサンブルの力もついてきて、相手を聴きあって弾くことがしっかり出来るようになってきています。
池の雨
高校生・大学生のグループは、フーガ形式の難しいアンサンブルで、前日までうまく合わずに苦戦していましたが、
当日リハーサルでようやく通りました。
本番も、うまくいくかドキドキでしたが、集中力を発揮してくれて素晴らしい演奏になりました。
生徒さんたち皆んな本当に熱心で一生懸命に取り組んでくださるので、来年はどんな形の発表会にしようか、何の曲にしようか、考えるのが楽しみです。
生徒・保護者さんの声
【大人の生徒】
今年は、お客様がたくさん聴いてくださっていて、大きな拍手が励みになり嬉しかったと言っていました。
演奏後に、たくさんの方に「よかったよ」とあたたかい声をかけていただいたようです。いつも、あたたかい雰囲気の発表会をありがとうございます。
発表会が近づくにつれて、娘もやる気が出てきたように思います。
帰宅後、「もっとバイオリンの練習をする!!もっと上手に弾きたい」と興奮気味に話してくれました。
初めての参加でしたが、練習会やリハーサルのおかげで少しづつ顔を覚えたり親同士話したりできたこともとても良かったです。初めてお会いする方から「上手だったよ!」と声をかけていただきました。
発表会当日までいろんなことがありましたが、まず、無事に終わることができてほっとしております。練習と向き合う中、当日まで親の私の方が、不安で仕方ありませんでした。
本番は100%の出来ではなかったと思いますが、どうにか…
今後も娘の成長を見守りつつ、まだまだ一緒に成長できたらと思っています。
娘も少しずつヴァイオリンに真摯に向き合えるようになってきている気がしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
滋賀県大津市内でバイオリン教室をお探しの方は、ぜひ一度、体験レッスンにお越しください♪
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