バイオリンを生涯の友達にしてほしい


こんにちは。
たけむらバイオリン教室 講師の竹村美香です。
当教室のホームページをご覧いただきありがとうございます。

バイオリンが弾けるようになるには長い時間と根気が必要です。
バイオリンを生涯のパートナーとして長く楽しんでもらえるよう、時には一緒に悩み考えながら、楽しいレッスンになるように…と思ってレッスンしています。

私は、演奏活動歴は30年以上、レッスン経験も同程度で経験豊富です。
現在も演奏活動をしていますので、仲間と音楽を作り上げる楽しさ、舞台での高揚感、達成感など演奏でしか得られない感覚を五感で体験しています。

生徒さんたちにもバイオリンを通して、演奏する楽しさを体感してもらいたい、と思いながらレッスンしています。

バイオリンを習うメリット

「バイオリンを弾く」という行為は、子供の脳の発達に良い影響をもたらすと科学的に立証されています。
大人の方にとっては、脳が活性化され、いつまでも若々しくいられるというメリットもあると思います。

バイオリンを習うメリットは、他にどのようなことがあるか、私なりに考えてみました。

お子様がバイオリンを習うメリット

①集中力と持続力

バイオリンは、ピアノのように鍵盤を叩けば音が出る楽器ではありません。
楽器を構えて左指で指板を押さえ、右手に弓を持って弦を擦ることで初めて音が出ます。

慣れるまでは、お家でも毎日少しずつ、それなりの練習時間が必要になるでしょう。
何時間もかける必要はありませんが、毎日の積み重ねで集中力と持続力がついてくるでしょう。

このような力は、バイオリン以外でも役立ってくると思っています。
学生さんなら、勉強で机に向かう集中力や記憶力の向上に繋がるでしょうし、将来、仕事をする時にも役立ってくるかもしれません。

幼少期から集中力と持続力を身につけていけば、一生役立つことになるでしょう。

②感性

音楽は忙しい現代人の癒しとなっています。
自分で楽器を演奏できれば、さらに豊かな感情を引き出し感性を磨くきっかけになるでしょう。

絵を描いたり文章を書いたりすることにも良い影響を与えるのではないかと思います。

③礼儀作法

バイオリンと礼儀作法……。

えっ?と思われるかもしれませんが、「こんにちは」と玄関を開け、レッスンが始まる前には「お願いします」とお辞儀をし、終われば「ありがとうございました」とお辞儀をする。

帰り際には「さようなら」の挨拶をレッスンの度にするわけです。
靴も「揃えてね」と声かけすることもあります。

積み重ねで知らず知らずのうちに最低限の礼儀作法が身につきます。

④特技

バイオリンが弾ける!!
なんて素晴らしい特技でしょう。

誰にでも出来る事ではなく、習っていてこその特技です。
これは大きな自信になるでしょう。

生きにくい現代においては、この特技が精神的に支えてくれる武器になるかもしれません。

大人の方がバイオリンを習うメリット

①ストレス解消と気分転換

忙しい毎日を過ごしていると、時々気分転換したくなります。

スポーツをするも良し、映画を観に行くも良し。
…バイオリンを習うのも良し。

音楽は聴くのも演奏するのも癒しとなりますが、自分の好きな曲が弾けるようになると楽しさもアップしますよね。

ストレスも同時に発散できるでしょう。
疲れた心も癒されます。

②脳と身体の健康

お子様がバイオリンを習うメリットのところでも書きましたが、大人の方こそ脳の健康に良いと思っています。

楽譜を見て左指を動かし、右手の弓を動かし耳で音を聴く。
脳から指令をもらって、同時にいくつもの動作をやっています。

脳が活性化されます。

私も実際、休日にはゴロゴロと過ごしている事が多いですが、バイオリンを練習すると脳細胞がとたんに動き出して血行も良くなる?感じがします。
そして元気が出てきます。

脳が運動すると若々しくいられるのではないかと思っています。
年齢を重ねてからの趣味としてはとても良いと思います。