たけむらみかバイオリン教室(滋賀県大津市)の竹村です。
もう2ヶ月近く前の話になってしまいましたが、
2024夏も、生徒5名がコンクールに挑戦しました。
昨年初挑戦した、京都子供のためのヴァイオリンコンクールは、ホールの改修工事のために今年は中止。
大阪で毎年開催されている関西弦楽コンクールに挑みました。
このコンクールは学年で分けられているのではなく、自分のレベルに合った課題曲を選べるので、様々な年齢の子たちが同じ曲を演奏します。
小学2年生のSくんとRちゃんは、ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第1楽章
小学3年生のHちゃんは、ファーマーのホームスイートホーム変奏曲
小学6年生のYくんは、コンクール初挑戦、バッハの協奏曲第1番イ短調第1楽章
コンクールとなると、長い時間をかけて、細かく丁寧に練習を積んでいく必要があります。
飽きないように指導法を考えるのも一苦労ですが、それを支えてくださるご家族の協力も必要です。
私はいつも、
「早く弾くのはナシよ!ゆっくり練習ね!」
「音程は正確にね!ゆっくり練習してね!」
「自分の出している音がどんな音かを良く聴いてね!ゆっくりね!」
とにかく、ゆっくりゆっくり…練習!と毎回言います。子供は弾けるようになってきたら、早く弾きたくて仕方ないのですが、そこをどうやってゆっくり練習させるか…との戦いです(笑)
毎日の練習に付き合ってくださる保護者の方は、子供とのバトルもあるかもしれないのでもっと大変だと思いますが、
そんなバトルを経て、コンクールまでには立派に仕上がり、皆んなステージでは堂々とした演奏を聴かせてくれました。
結果は、
優秀賞が2人、奨励賞が1人、所々止まってしまって残念ながら努力賞が1人
となりました。
結果は様々ですが、コンクールの日まで、皆んないろんな事を考え、工夫して、そしてゆっくり練習をたくさんして⁈本当に頑張りました。
そして、それが苦に思わず楽しそうだったのが私もとても嬉しく、また一緒に頑張ろうと励みにもなりました。
さて…。
もう1人、5人目のコンクール挑戦は、小学5年生のYちゃん。
Yちゃんはこれまで、京都子供のためのヴァイオリンコンクール、関西弦楽コンクール、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール…とたくさんコンクール経験があります。
そして、どれもとても良い賞をいただいています。
今年は、いよいよ全日本学生音楽コンクールに挑戦する事にしました。
夏休みに200時間練習する事を目標にしていたそうです。その目標は軽く突破、その努力のおかげで、9月に行われた大阪大会の予選を通過しています。これだけでも大変凄いことです。
今は、10月半ばにある大阪大会の本選に向けて、ラストスパートの真っ最中。
Yちゃんの吉報を待つことにしましょう。
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