たけむらみかバイオリン教室(滋賀県大津市)の竹村です。
滋賀県大津市と京都市の県境にお住まいの40代女性Sさんの体験レッスンをしました。
以前は、娘さんがピアノ教室に通っておられていて、ご自身もそこでバイオリンを習われていたとのこと。
その教室の発表会にも、子供たちに混じって積極的に参加されていたようです。
娘さんがピアノ教室を離れられたので、また一から教室を探しておられたそうです。
私のホームページもしっかり読んでくださっていたようで、大人の生徒さんがたくさんいてアンサンブルも楽しんでいる…ということを知ってお越しくださいました。
お問い合わせのメールにも
「癒しの趣味として続けていきたい」
と書いてくださっていました。
お友達と一緒に介護施設などに演奏しに行っておられるそうです。
なかなか積極的な女性です。
「何か弾いてみてください」
「では、タイスの瞑想曲を弾きます」
バイオリン弾きなら必ず弾く…と言ってもいいくらいの名曲です。
難しい曲ですが、しっかりと弾きこんでいらっしゃる演奏で、とても丁寧な演奏です。
構えるスタイルも弓の持ち方もとても綺麗です。
ただ、長い音でも細かいパッセージでも、使っている弓の場所がほぼ同じで、音色の変化があまりありません。
「一番に直していきたいのは弓の使い方だと思います。先で弾いてみたり元で弾いてみたり、速い弓で弾いてみたり、遅い弓で弾いてみたり。
弓の真ん中あたりを通過する時に弓が震えてしまうので、持っている手の動きをもう少し柔軟になるように練習してみましょう。
そうすれば弓の震えもなくなりますし、曲の表現がもっと豊かになると思います。」
とお伝えしました。
「ビブラートもうまくかけられないのです。」
とおっしゃいます。
おそらく、身体全体に力がはいっているので、
左手も硬いまま小刻みに動かしているだけのビブラートになっているのだと思います。
ビブラートは、長い音を弾いた時に、心地よい規則正しい綺麗な波長が音として出てくると良いのですが、正しい訓練をしないとなかなかうまくいきません。
体験レッスンの時間内ではそこまでできませんので、
またレッスンに来られることになれば、ゆっくりレッスンしていきたいと思っています。
たけむらみかバイオリン教室(滋賀県大津市)では、
ご周知の通り、
当教室では、只今、政府からの緊急事態宣言発出に伴い、5/6までレッスンをお休みしています。
世の中の状況を見ながら、再開の目処がたちましたらまたこのブログでもご案内します。
お問い合わせはいつでもお受けしています。
大津市内でバイオリン教室をお探しの方は、ぜひ一度、