たけむらみかバイオリン教室(滋賀県大津市)の竹村です。
新年度が始まってすぐの4/2 、スプリングコンサート2023(発表会)を開催しました。
第1部は大人の生徒さん。
第2部前半は高校生〜大学生、その後、ゲスト演奏(京都市立芸大生ヴァイオリンと東京藝大生チェロの2重奏)を挟み、第2部後半が年少〜中学生でした。
第1部:大人の生徒さん
バイオリンを初めてまだ1年程度の方から10年以上の方まで、今年は12名の参加がありました。ソロとアンサンブルを演奏しますが、そのうちソロに挑戦してくださったのが7名。
(弦楽四重奏:サウンド オブ ミュージックより)
自分の好きな曲、やりたい曲を8ヶ月程前から決め、この発表会に向けてそれはそれは熱心にレッスンに通ってくださいました。
大人の方は、子供のように身体も頭も⁉︎柔らかくないので、自分の思うような音が出せなかったり指が動かなかったり…レッスンする私もいろんな方向から、最善のポイントを探るわけですが、どの生徒さんにも共通するのは、「できない…」というネガティブな感情が一つも見受けられないことです。
どの生徒さんも前向きで一生懸命、そして何より楽しそうにヴァイオリンを弾いていらっしゃいます。
そんな姿に、私はいつも背中を押していただいているのです。
また次の発表会に向けて、一緒に進んでいきたいと思っています。
(ブラームス:子守歌 グラズノフ:ロマネスカ 他)
第2部:年少〜大学生
まだヴァイオリンを初めて間もない2人の年少さんは、お兄さんお姉さんたちに手伝ってもらって、開放弦だけでアンサンブルをしました。大勢のお客様の前で尻込みすることなく、堂々と弾ききりました。
(キラキラ星、狩人の合唱 他)
どの生徒も、保護者の方の熱心なサポートもあり、毎年格段にレベルアップ、どんどん難しい曲にチャレンジしています。次はあの曲が弾きたい!と意欲的なリクエストもありました。
パパやママとの共演もあって、ご家族みんなで音楽を楽しまれている様子を見るのは、私も音楽に携わる身としては本当に嬉しい瞬間です。
今回、初めてピアノトリオに挑戦した生徒がいます。
練習では、音楽の方向を確認して揃えること、音色やボーイングを合わせること、自分のパートだけではなくて、ピアノとチェロを聴きながらの作業に戸惑いもあったかもしれませんが、すぐに生き生きとした音楽を作り出せたことに、子供だからまだ小さいから…といった観念は杞憂だと、改めて思い知らされた嬉しい瞬間でした。
(クレンゲル:ピアノトリオ作品39-1)
長くヴァイオリンを続けている大学生たちは、自分たちでアンサンブルする力がつきました。それぞれが忙しい日常を送っていますが、年に1度、ヴァイオリンを習う仲間たちと音楽を楽しむ時間があるのは幸せな事、と感じてくれていたら嬉しいです。
(ドヴォルザーク:3つのヴァイオリンのためのガボット)
(パイレーツ オブ カリビアン)
また次の発表会に向けて、一緒に楽しく練習していきましょう。
生徒・保護者さんの声
【第1部大人の生徒】
人の演奏を聴くととても勉強になります。私も今後の目標は一音一音しっかり弾いて、丁寧な演奏を目指していきたいです。
ステージで演奏できるなんて、感動しました。
【第2部の保護者さん】
親子でたくさんの刺激を受けました。アンサンブルを経験できるのは素晴らしい経験ですね、その場での学びがたくさんありますね。
大きなステージで、演奏できることを楽しみに練習してきました。無事に終わり娘も達成感でいっぱいのようです。
前日リハーサルの時は初めての大きな空間に圧倒されたのか自分のペースで弾けなかったようですが、本番は落ち着いて弾いていたように思います。この発表会を通して、またたくさんの経験をさせていただき感謝です。
初めての大きなステージでの発表会。
緊張し過ぎて出来ないかもしれないと思っていたのですが、お兄さんやお姉さんと一緒に出れたのがとても嬉しかったようで、「楽しかった‼︎」とのこと。娘にとって、大切な思い出がまたひとつ出来たことを嬉しく思っています。
お申し込みをお待ちしております。